お金の関係
第3章 初めての
充「ほらっ、早く開けろ」
詩織「…嫌」
充「何だって?」
詩織「嫌です、こんな事…絶対やりたく
ない」
充「5億円」
詩織「…」
充「5億円、きっちり返済出来るまでは
お前に俺を拒否する権利はない」
詩織「だから…お金は」
充「100万」
詩織「えっ」
充「月100万でお前の事雇ってやるよ
俺専用のメイドとして」
詩織「…でも」
充「月100万稼げるバイトなんて今時
ないぞ?」
詩織「…でも」
充「ブラス、俺を喜ばせたらボーナスと
してそのつど50万、でも逆に一度でも
俺の命令に逆らったらペナルティーとし
てそのつど50万、借金に上乗せだから
な」
詩織「…」
充「どうする?やるのか、やらないのか
もしやらないなら、さっきの奴らにお前
を売るけど」
詩織「…全額…全額返済したら…私の事
自由にしてくれるんですか」
充「全額、全額返済出来たらね」
詩織「…」