お金の関係
第4章 学校
昨晩の告白
その言葉が脳裏に残る中
詩織にある嬉しい知らせが舞い込んでき
た
それは…
詩織「それっ本当?本当に学校に通える
の?」
メイド「はい、充様が一階でお待ちです
着替えが済み次第、参りましょう」
詩織「わかった、すぐ準備するね」
メイド「…」
充の計らいで
また学校に通う事が出来るようになった
詩織
期待に胸ときめかせながら
渡された真新しい制服に着替えると
充が待つ一階へ急いで
向かった
充「…!?」
詩織「お待たせしました」
充「似合うな」
詩織「あっ…ありがとうございます」
執事「充様、準備が出来ました」
充「わかった、詩織行くぞ」
詩織「はいっ」
メイド「行ってらっしゃいませ」
詩織「行ってきます」
執事が運転する車で
走る事数十分
到着したのは県内随時のお金持ちが集ま
る
名門校だった
充「…」
詩織「あっ、ちょっと待ってよ!!」
執事「行ってらっしゃいませ」
詩織「行ってきます」
執事「…」