お金の関係
第4章 学校
充「詩織、お前に質問する」
詩織「…はいっ」
充「お前は誰のものだ?」
詩織「私は…」
充「お前は俺のものだ、前にそう言った
だろう」
詩織「…はいっ」
充「だから詩織…」
詩織「…」
充「俺以外の男と必要以上にしゃべるな
あと馴れ馴れしくするな」
詩織「…それは」
充「なんだ」
詩織「…それは…無理です…だって」
充「…」
自分に自由はない
それは詩織も十分わかっていた
でも自分の交遊関係にまで口出しされた
くない
いくら充でも
そこまで束縛する権利はない
詩織にだって充以外の人と、男子と話す
権利はあるはずだ
しかし…
詩織「だって…私にだっ…」
充「口答えするな」
詩織「…あっ」
充「詩織、お前は俺のものだ、俺だけの
ものだ」
詩織「んっ…痛た…いっ…」
強く肩を掴まれ
首筋を強く噛まれた詩織
血が出るほど強く噛まれてはいなかった
が
詩織の首筋には
くっきり充の歯型が残っていた
充「…」
詩織「充…さっ…」
充「詩織、お前にはお仕置きが必要みた
いだな」
詩織「っ…」