お金の関係
第10章 入院
充「でもさすがに…病院でするワケには
いかないよな」
詩織「…」
てっきり
やるものと思われたが
充は詩織をギュッと抱きしめたまま眠っ
てしまった
しかし、やるものと覚悟していた
詩織は…
詩織「…眠れない」
変に緊張し
必要以上、意識してしまい
胸がドキドキして眠る事は出来なかった
しかし
だからと言って
充の腕から逃げ出す事も出来ず…
充「…んっ」
詩織「…っ!?」
耳元に
充の吐息を感じ
詩織の体は段々と熱くなっていた
その結果…
詩織「…ぁっ」
不意に充の手が
自分の体に触れただけで
詩織はいやらし声を出してしまった
頭では冷静にならなければと思っている
のに
体は熱くなる一方で
胸のドキドキも止まらなかった
詩織「うぅ…もうやだっ…」
充「何がやだって?」
詩織「充さん!?えっ…起きてたんです
か?」
充「起きてたよ、ずっとね」
詩織「ずっと…」