お金の関係
第10章 入院
詩織「…でも」
充「明日は学校休みだし、問題ないだろ
う?」
詩織「…わかりました」
何度もお見舞いに来ていたが
泊まれと言われたのは今日が初めてだっ
た
一人部屋
個室だったが、ここは病院
泊まるにしてもセックスはしないよう
警戒はしていたが…
充「詩織、お前何してる…」
詩織「何って…寝る準備ですけど?」
充「そんなの俺の隣で寝ればいいだろう
ほらっ」
詩織「えっ!?でも…」
充「いいから」
詩織「あっ」
腕を引かれ
ベッドに引き込まれた詩織
すぐにベッドから抜け出そうとしたが
ギュッと
強く抱きしめられ
いつものよう一つのベッドで
二人一緒に寝る事になってしまった
しかし
病院のベッドは
充の家のベッドとは大きさが違い
二人で眠るには少しギリギリの大きさで
気をつけて寝ないと
ベッドから
落ちてしまいそうだった
充「ほらっ、もっとこっち来い」
詩織「えぇっ…でも…」
充「何、もしかして詩織、期待してる?
そういえば最近してないもんね」
詩織「…ぁっ」