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齟齬

第1章 1




すこしかがむと

ブラウスの

開いた襟の真ん中あたりに

唇をおとす。


透き通るような肌。


僕の唇から

熱を帯びたように

ほんのり

ピンク色にそまる。


鎖骨のくぼみから

彼女の汗の

味が僕の口中にひろがる。

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