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悪魔のくじ引き

第7章 再びあそこへ

ピリリリピリリリ


ナオの携帯が鳴った


その音でナオと私は目を覚ました


『もしもし』


不機嫌そうにナオは言った


その間に全裸だった私は恥ずかしくて服を着ようとした
だけど服に伸ばした手はナオにつかまれた


『前も言ったけどオレはもう足洗ったの、行かねぇよ。あぁ?観客だぁ?カレンがいいっつったら行くよ、じゃあな』


「誰?」



『ん?前の仲間、いっぺん観客としてショーを見にこいだってよ』



「行くの?」



『カレンがいいっていったらな』


バカじゃない。行くわけない

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