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『いって、何してくれんだよ！あいつらしんでもいいのか！』


そう言ったバンダナの男が指差した方向にはただの柱と倒れた仲間しかいなかった


「流石だね、ナオ、」


『当然だろ、とっととそいつらやっつけてしまえ、カレン』



カレンが声をかけた方向にはナオと捕まっていた男たちがいた



『てめぇら、いつのまに！』


さっきまで余裕たっぷりだったバンダナの男は顔を真っ青にして叫んだ



「取り敢えずあんた、二度と私の仲間に手を出すな」


この仲間の誘拐事件は、主犯の男が顔を腫らして幕を閉じた