
いろんな…H
第4章 彼氏の…弟
「華?聞こえてるか?今日のことなんだけど…おーい電波悪いのかなぁ?」
なかなか返事をしない私に電話の向こうで修くんが一生懸命話しかける
その間も休むことなく楓が
ズクンッ…ズクンと私を突きあげ続ける
「んんぁ…んっんっ…もっ…無理…はぁはぁ」
楓にしか聞こえないように小さくつぶやいた私に満足したように
“ピッ…”
楓が携帯の電源を切った
「はぁはぁ…なんで…こんなことするの…ヤダよ…」
涙を浮かべる私を無視して
更に激しく小刻みに楓が腰を動かし始めた
“ズチャッ!ズクンズクン…ッ!”
さっき聞こえた修くんの声が罪悪感にとなって押し寄せて
傍に感じる楓のぬくもりと激しい熱さに重なり
何も考えられなくなっていく
