
いろんな…H
第4章 彼氏の…弟
握った手から暖かい
温もりが伝わってきてドキドキと胸が鳴る
ガラガラ
保健室のドアを開け
「ここに座ってろ」
まだ目が開けられない私を椅子に座らせてくれた
「保健の先生いねぇな…待ってろ呼んでくる」
そう言って出ていこうとする男の子を慌てて呼び止める
「あの…!名前教えてくだい!」
「んっ?ああ…俺は三鷹(みたか)…」
名前を言い終わる前に¨ガラガラ¨とドアが開き先生が戻って来てしまった
「あら・・・どうしたの?」
私たちから事情を聞いた先生は
「こすったら傷がつくからそのまま目をつぶってて・・・あぁ・・・君はもう良いわよ!ありがとね」
そう言ってその男の子を保健室から出してしまった
