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いろんな…H

第6章 幼なじみ



涙を流しながら
必死にすがりつく私を"ギュッ"と抱きしめ


「分かった…美羽…」


そう言って颯ちゃんは

私の手を引き歩き出した


歩いている間

色んな思いが駆け巡ったけど

言葉にするのが怖くて

手を引かれるままに

無言で足を進めた


颯ちゃんも何も言わなかった



無言で歩く時間はとても長く感じたが
実際には5分もかからず
颯ちゃんの家へ着く



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