
いろんな…H
第2章 性学校
キスしてる…先輩と
驚いて…立ち尽くしている私の
目が合う
「か…なんちゃん…」
(もう…!だめ…!)
¨ズキズキ…¨
(私…先輩が…好きなんだ…)
走って階段を駆け下りながら
気づいた気持ちに
叶わない切なさに
涙が止まらない…
「待てよっ…!!」
逃げ出した私を捕まえ先輩が
軽い口調でいう
「か~なんちゃん…」
捕まれた腕をふりほどき
「もう…!からかわないで…」
泣きながら…叫んでしまう
そのままその場を後にする
「チッ…
からかってなんか…ないっ…!」
先輩が
切ない顔をして壁を叩いていること
そんなこと
全然わかんなかった…
どこを走ったのか
靴箱を通り過ぎ体育館に来てしまう
「…っ何してんだか…」
¨はぁ…¨とため息をついて
戻ろうとしたとき
「おっ…南…!」
同じクラスの男の子が…近づいてくる
