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いろんな…H

第3章 兄と…義母


(あの人には…怒んないくせに…!)


ボロボロと涙が止まらない…


そんな私にはおかまいなしに


「…早く用意してこいよ!
目障りなんだよ…」


更に怒った顔で
お兄ちゃんが言った


「…っ…はい…」


もう…どうしたらいいのか分からず


私は部屋に駆け戻った




私の後ろ姿を見ながら…お兄ちゃんが
ニヤリと笑って…


「もっとだ…もっと…泣け…えりな…」


そうつぶやいていた事なんて
知るはずもなかった…


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