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海蛍

第11章 Dear

帰宅すると既にもうハルは帰ってるみたいだった。


『あ・・ただいま。』

「うぃ~」


さっきまですっかり忘れてた不安要素が一気に降りかかった瞬間。

私は急いで夕飯の準備して出来た物からテーブルに並べる。

ハルも様子見ながら、そろそろかと思った時色々準備してくれた。


『い・・いただきます。』

と2人向き合っていざ夕飯!


『「・・・・。」』


おぉ。無言。


『あ・・あの今日朝早かったんだね』


頑張って喋ってみる。

「あ?・・あぁ」


・・・。


『あ・・終わるの早かったんだね』

再度チャレンジ!!

「あぁ」


ほほう。

“あ”の活用方法が良く分かります。




うん。




降参!

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