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海蛍

第11章 Dear

その後ひたすら無言で食べる2人。


先にハルは食べ終わりさっさとお風呂に。

私はというと・・。


『ぶはぁ~~っ・・・・』


全身脱力で思わずテーブルに伏せる。


もう・・・嫌だ。
めっちゃ疲れたじゃん!


でも毎回何を作っても凄く綺麗に食べてくれるハルの開いた食器を見てちょっと心も晴れた。


そだ!

早く食器片付けてCD聴かなくちゃ!!

私は急いで洗い物を済ませ
コーヒーを入れくつろぐ感満載でソファに座った。


とその時ハルもお風呂から上がりリビングに入って来た。

『あ。何かテレビ観たい物あったりする?』

「いや?」

『じゃぁCD聴いてもいいかな?』

「うぃ~」


あ・・。

ここは“うぃ”なんだ。

ハル語は難しい。

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