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海蛍

第11章 Dear

*遥人side*


あれ?
誰も居ない?


あ・・蛍は仕事か。


にしても今日は疲れた。

早朝突然携帯で呼び出されバタバタと出勤したから朝の蛍見れなかったなぁ・・。

スッピン蛍。


なんて思いながらソファに横になる。



公園で泣かせて以来
蛍とは必要以上の会話をする事もなく。

本当は沢山話したいのに・・。

本当は真っ直ぐ蛍の目を見て彼女の話を笑顔でずっとずっと聞いていたいのに。


チラチラと見る事しか出来ない俺。


ヘタレな俺。

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