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海蛍

第12章 デートと影と私と

「で・・どうすんの?」

『どうって・・別に・・』

「は!?」

雑貨を並べながら店内に響き渡るくらい大声で一言発声。

客いなくて良かったね!美樹ちゃん!!!


『プッ!デカいし!』

思わずおかしくって笑いが出る。

「笑ってる場合か!」

はい。すんません。


「あれだね。蛍の今からの道って



行くも選ぶも茨の道だね。」


茨の道・・・か。

美樹ちゃんの言う通りかもね。

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