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海蛍

第12章 デートと影と私と

今日は美樹ちゃんと同じシフト!
それだけに仕事の時間がかなり楽しい。


美樹ちゃんは唯一ハルと雅人の事知ってる親友だから何かと気にかけてくれてる。


『美樹ちゃんおはよ!』

「お~!出たな?!恋する新婚娘!!」


出たなって。
妖怪か!

『出たなって・・。』

「で・・その後どうなってんの?」

『どうって・・別に。』

抱き締められたけど・・別に。

「ったく。世界中沢山男居るのに何で兄弟だか。」

そう言って頭を横に振りながら呆れる美樹ちゃん。


そんなの。

私が知りたいよ!

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