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海蛍

第16章 君と私と花火と

「そっか。じゃぁ取り敢えず自信持って行ってきな!」

『うん。行ってくる。香奈ちゃんありがとう!』

「お礼は今日の報告で。」

って・・。

ニヤニヤ笑い過ぎだよ。香奈ちゃん。




そんな香奈ちゃんに笑顔で手を振って私はハルとの待ち合わせの駅へ向かった。


途中ショーウィンドウに映る自分の姿を見て何度も何度も念入りにチェック。



私、こんな気持ち何年ブリだろ・・。




駅が段々近付くにつれ心臓の高鳴りもハンパない。

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