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海蛍

第16章 君と私と花火と

『は・・遥人君?』

チラシを見ながらボーッとしてた俺を不思議そうな顔して蛍が覗き込む。

「あ!ごめん。待ち合わせしよっか。んと・・」


今から決めてもいいけど仕事の終わり具合がまだ分からないし・・


『携帯貸して』

「かしこまりました!」


・・かしこまりましたって。

ビックリした顔しながらおずおずと俺に携帯を差し出す。



俺はそれを受け取り赤外線でお互いのデーターを送受信。


『サンキュ』

と蛍の携帯を差し出すと蛍の顔がすんげー真っ赤になってた。

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