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海蛍

第16章 君と私と花火と

どうせ2日後

君の前から去るのだから全てぶつけてからスッキリして消えようか・・。

なんていう思いも俺の心の中で生れて来て・・。


でもそれは1番の反則かと思ったりして。


でもこのままじゃ気持ちにいつまでたっても整理出来ない・・なんて思ったりして。




俺は目の前で色とりどりに上がる花火を眺めながら・・・・決めた。








今日


蛍に自分の全てを打ち明けるという事を。



そう決めて俺は蛍の手を更にギュッと握り締めた。



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