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海蛍

第18章 静寂の中で

ハルは私を抱き締める力を更に強め

何度も何度も角度を変えながら私の唇にキスを落とす。


次第にそれは


首筋・耳・胸へと変わり・・・。


“蛍”


“好きだよ”


と何度も耳元で囁きながら私の髪の毛をそっと撫でる。


月灯りがそっと差し込む静寂の中



私はハルの温もり

艶やかな声

身体中に落とされるキスの嵐



「・・・蛍・・」

『・・っ・・・ぁあ・・』


私の名前を優しく呼ぶ声に




ハルの全てに翻弄され



・・・ハルの全てを受け入れたくて





快楽の波に溺れる・・。











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