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海蛍

第3章 義姉 *ハルside*

それでも逢いたくて、逢いたくて・・。


すれ違う女性で彼女に似てる人が居たら思わず振り向いたり、後ろから声を掛けたり。


とにかく彼女を忘れる事なんて1日もなかった。


忘れようともしなかった。


彼女との約束もそうだけど、俺自身絶対忘れたくなかったんだ。





そんな彼女が1年越しで間接的にだけど俺の前に現れた。


兄貴の嫁として。

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