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海蛍

第4章 再会

俺の前でイチャついてんじゃねーよっ!!!!


200%の嫉妬心丸出しで2人の仲を裂くようにコーヒーが溢れてる事を冷めた声で伝える。


案の定彼女がすぐ処理に来た。


が、即火傷。


熱がる彼女を見た瞬間、思わず体が勝手に動く。

彼女の腕を取り流水で少しの間冷やして火傷の様子を見る。


小声で“痛い”“痛い”と呟く君。


相変わらずドン臭いとこは変わらないんだな・・・。

なんて思わず昔を懐かしんでしまった時に俺は気付いた。


君が凄く間近で俺の顔を上目使いで見てた事を・・。

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