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海蛍

第8章 戻らない。戻れない。

何だコイツ。

キモい。

「ねぇ、1人?俺も1人なんだ~!」

無視してるのにお構いなしに相変わらずニタつきながら話掛けてくる。


もう・・今アンタに構う程気持ちに余裕ないっつの!!


私は総シカトでその場の荷物を取り立ち去ろうとした。




が。




ガッシリ肩を掴んで来た。

『ちょっ・・!!!』

やだ!ホント何コイツ!


「だ~か~ら!一緒にあ~そぼっ!」

どうしよ・・誰かっ・・






「だったら俺が一緒に遊んでやろうか?」







・・え?





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