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私がお嬢様!?

第2章 いとこ

柚目「私は大西柚目(オオニシユズメ)です」


まや「敬語じゃなくてもいいよ?一緒に住むんだし。
さっ、行こ?ゆずちゃん。」


柚目「ありがと。行こ。」


タッタッタッタッ


__まやと柚目の部屋__



まや「敬語、疲れるでしょ?お上品なしゃべり方とか。」


柚目「うん。そうかも。素でしゃべったの久しぶり」


まや「私の前では存分に素でしゃべってね?
あと、お嬢様っていろいろ習ったりするでしょ?
そこんとこも、教えてね!」


柚目「うん!!」


まや「ていうか、この部屋のデザイン、誰がやったのかな?」


柚目「ああ、それならはや着替えしたりするのが得意な
メイドさんがいてね。そのメイドさんが二人目のお嬢様が
いるって聞いて、1分で模様替えしたらしい。」


まや「そうなんだぁ。このカーテンの奥は、どうなってんの?」


柚目「そのカーテンの奥は、私の部屋。カーテンで仕切ってあるの。
これだと、話したいとき、いつでも話せるでしょ?」


まや「うん。それもいいね。」


あぁ。ゆずちゃんと気が合って、いい感じの親友になれそう♪


ま、一応いとこなんだけどねー。

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