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私がお嬢様!?

第3章 新しい学校

まや「確かに、ゆずちゃんは高橋の失敗を見てきて
ずっとずっと、頼りないって思ったかもしれない。
でもね…………あれは、全部高橋がふざけたりして
やったことじゃないでしょ?高橋は、なんでも
自分から真面目にとりくんでた………でしょ?」


柚目「っ………。まや、あなたにはわかるわけ
ないでしょうけど、辛いのは私の方なのよ?
自分の執事が頼りなくて………。恥ずかしくて
私がバカにされているような気がするのよ。」


ゆずちゃん………?なんでそんな、悲しそうな顔するの?


まや「そうかもね。私は見てないからわからないけど
もしかしたら、高橋もずっと真面目にやってなかった
かもしれない………。でもさ、昨日から見てると
高橋は、なんでも自分から進んでやっていって、自分が
辛くても、失敗しても、怒られても、私たちのために
頑張ってくれた。そうでしょ?」


柚目「………………そう、ね。」


高橋「柚目様!では………私の失敗を、許して
くださる、と受け取ってもよろしいのでしょうか?」


柚目「まぁ………そうね。なんだか私少しストレスが
たまって、高橋に八つ当たりしてたのかもしれないわね」


高橋「は、はぁ………。」
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