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男子校にお一人少女

第3章 勝負は負け!?

慎「とにかく、制服着て、かつらかぶれ。」


奏「うん……。ま、まぁ、でもまだ勝負に負けたわけじゃない。
だって、慎はギリギリで、私のこと襲えなかったし!!」


幸宏「あはは。結局襲えなかったんだ?」


慎「げっ。幸宏がいるってことは、みんなも?」


空也「かわいそーな、まいちゃん~。」


奏「そうかな~?ま、襲えなかったジャーン。
マダショウブハコレカラヨー。」


慎「おいおい……。まだわかんねーしな!」


奏「誰にも襲われたことないよ!!
痴漢も何百回も、されたことあるけど、
全部私一人でブッ倒したんだからね!!
慎も、覚悟してよね。ふんっ。」


慎「そ、そうか……と、とにかくここからは『僕』だぞ」


奏「わかってる。言葉にはじゅーーーぶん気を付けます。」


慎「そうか。ならいいけどな。」


優雅「お前ら、仲良くなってね?」


奏「そう?僕はそんなことないと思うよ?」


慎「俺も。」


優雅「そうか。」








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