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男子校にお一人少女

第5章 風邪

舞花「ふふ…やっぱ優しいね、あんたも」


優雅「は!?馬鹿じゃね!?」


明らかに顔が赤い優雅。
ほんと…かわいいなw


舞花「かわいいね、優雅」


優雅「うっせぇ、黙れあほ!
寝てろ、ぼけぇ!」


空也「もー!悪口ダメだって
ゆうちゃん!!!」


舞花「いいよいいよw
んじゃ…寝るわ、看病ありがと。
慎。それから…みんなも」


慎「おう」


舞花「みんな…大好きだよ」


私はそのまま眠りについた。


平野「可愛いな…好きだな…僕」


慎「は!?…な、なにいってんだよ…」


平野「好きなんだもん。

仕方ないじゃん。みんなも、でしょ?」


幸宏「…んー、よくわかんないけど
これが好きって気持ちなら…
そうかもしれない。

この子は…みんなから好かれるね」


空也「僕は最初から好きだから!」


みんながそんな話をしているなんて

私は考えもしなかった。


(翌日)


舞花「ふぁぁ〜!!!おはよっ」


起き上がると…
今まで看病してくれていたのか
横には氷水とタオルがあった。


そして…その隣で寝ている慎。

風邪…ひいちゃうじゃん。
バカだな…


舞花「慎…ありがとね」


寝顔に向かってそういった。


慎「…どーいたしまして」


舞花「っ!?…////
起きてたの!?」


慎「今起きた♬」


もう…最悪だ。

きかれたよ…独り言。


舞花「ばか…//」


慎「ごめんってw
んで?熱、どう?」


舞花「うん、ひいたよ、ありがと」


慎「そっか!
じゃ、俺学校いくから安静に
してろよ?」


舞花「え…?」


なにをいってるの?慎は。
ぼけてんの?
それともばかなの?


舞花「熱ひいたし、学校いくよ?」


慎「は?ダメだっての。
優雅にもいわれたろ?」


舞花「はぁ!?だからって…いかなきゃ!」


慎「だめ!お前いつぶっ倒れるか
わかんねーんだぞ!?」


舞花「……」


そうだけど…やだよ。

みんなと学校いきたい…


1人は…やだよ。


慎「1人は…嫌か?」


えっ…


舞花「なんで…?」


慎「勘だよ、勘」


そういってにこっと笑う慎。
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