恋の居場所
第23章 突き進む
「もう入れてもいいよ..」
今なら..冬磨なら大丈夫な気がする
ゆっくりゆっくり中に入ってくる..
「んん..」
「妃巳架可愛すぎてやばい..」
あたち達の関係はまた深まるんだ
なのに..やっぱ少し痛い
「痛くない?」
「..大丈ッ夫..」
ゆっくり上下に動いてる
痛さも徐々に和らいで快感に感じる
「..あぁ..ああッ..んん..」
少しずつ動きも早くなって火照ってきた
そしてあたしたちは一つになったんだ。
冬磨に腕枕してもらいながら抱き合う
「何で泣いてんの?痛かった?」
あたしも気づかぬうちに涙を落としてたみたい
どうしても思い出してしまう..
「冬磨が大好きすぎて..だよ」
「俺もだっつの」
チュッとキスを交わす
こんな時に何であたしは過去の事なんて考えてるのよ..