恋の居場所
第10章 抑えれられない感情
屋上..?
「ひゃっ」
屋上に出た瞬間ぎゅっと抱きしめられ...
「どうし..たの?」
「なんか抱きしめたくなった」
春樹君..若干顔赤いんだけど。
あたしもゆっくり春樹君の背中に手を回す
「春樹君..大好き..」
ちゅっ..
「妃巳架..あの空き地の人と会わないで..」
おっさん...?
はっきり意思で会ってるわけじゃない。
「どうして?」
「なんかやだ」
妬いてる...?
春樹君の顔を覗くと子供のような顔してた
「分かった! もう会わないからね!
でも安心して?あたしは春樹君だけだし
あの人27歳だもん!」
「ありがとう」ニコッ
それだけあたしの事を大事に思ってくれてるって事だよね。
だけどおっさんに会わないためには、あそこに行っちゃダメって事かな...
小学校の時から行ってる..あたしの大好きな場所に...
でも、おっさんが居ない時に行けばね!