テキストサイズ

恋の居場所

第10章 抑えれられない感情

ーーーー1ヶ月後



1ヶ月もあの場所行ってないなぁ...


まぁおっさんの顔見たくないし..
でも今日は行ってみようかな





「じゃぁ妃巳架また明日」ニコッ




「うん! バイバイ春樹♪」



ちゅ..





1ヶ月突破したけどラブラブだよね♪


じゃぁ空き地見てこようかな





ーーー......




空き地に入る前に中を覗く



うわっ..いるじゃん。はぁ...帰ろ...





空き地を背にして歩き出す





「おい」




びくっと体が反応する


振り返ると1ヶ月ぶりの奴が立っていた。





「なによ、おっさん」



「なんで最近来ねぇの?」





「あんな事されて当たり前でしょ!!
それに彼氏に会うなって言われてんの!」





あたしには春樹だけでいいんだもん



っていうか本当におっさんとは赤の他人。

喋ってる方が不思議





「それってお前の彼氏ただ自信ないだけじゃね?君を自分だけのものにしとく。 クスッ」





この人はいつ会ってもウザい事しか言わない
本当に何様のつもりなの?





「とにかくあたしは彼との約束を守るの!!
だから、さようなら!!」





「それなら鍵出せよ」




いつまでもその手使うのね。
もうあたしには春樹が居るから諦める。




「はい!!」



鍵を突き出す


ストーリーメニュー

TOPTOPへ