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それでも、私は生きてきた

第21章 火災発生

いつの間にか春が訪れた。

日が経つにつれ
生きる希望はなくなっていた。
もう、
どうでもよかった。




ハッと気がつくと

部屋の中が
目の前が
火に溢れていた。

コタツも火に包まれ
熱い。

呆然とした。

何が起きてるのかわからなかった。
どうなっちゃったの…?

そこで
記憶はプツリと切れていた。

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