それでも、私は生きてきた
第50章 もう一つの別れ
目が合った瞬間、
お互い
緊張を交えた笑顔を揃えた。
おぉ…久しぶりだなぁ!いつ来たの?
今さっき。お母さんはそのまま会社行った。
夜も居んの?
うん。一晩泊まる。
おお。とりあえず、俺は寝坊したんで…仕事行って来ます
寝癖頭のまま
寝ぼけた笑顔を見せた従兄弟の拓也。
2人兄弟の弟で、
私の姉と同級生。
私の3つ上で、高校の時には
いつも遊んでもらってた。
本当の兄貴のような存在だった。
最後に従兄弟の兄・淳也。
弟・拓也。
の2人と
飲み交わし、
最後の別れを残してからも、
母に突き放しをされながらも、
きっと。
拓也だったら…
そう思う私が、ずっと居た。
ずっとずっとずっと…
拓也には聞きたいことがあった。
施設を出て携帯を手にいれてから、
SNSで拓也を
探し続けて居た。
やっと見つけた…
既に、
何度も母からの拒絶を受け、
家族、親族、友人、
過去と言わざるえない環境の人々。
その中で、
いったい私は誰にSOSを掲げればいいのか。
わからなくなっていた頃だった。
私の捨てきれない希望が、
拓也だった。
どんな事でも
話せる従兄弟。
きっと
拓也だったら、
私のSOSを受け止めてくれるのではないか。
その想いにしがみつきながら、
何度も
SNSを通して
拓也に連絡を送り続けていた。
既読なのかどうか。
それすらわからない中で、
すがる思いは
まだ
続いて居た。
お互い
緊張を交えた笑顔を揃えた。
おぉ…久しぶりだなぁ!いつ来たの?
今さっき。お母さんはそのまま会社行った。
夜も居んの?
うん。一晩泊まる。
おお。とりあえず、俺は寝坊したんで…仕事行って来ます
寝癖頭のまま
寝ぼけた笑顔を見せた従兄弟の拓也。
2人兄弟の弟で、
私の姉と同級生。
私の3つ上で、高校の時には
いつも遊んでもらってた。
本当の兄貴のような存在だった。
最後に従兄弟の兄・淳也。
弟・拓也。
の2人と
飲み交わし、
最後の別れを残してからも、
母に突き放しをされながらも、
きっと。
拓也だったら…
そう思う私が、ずっと居た。
ずっとずっとずっと…
拓也には聞きたいことがあった。
施設を出て携帯を手にいれてから、
SNSで拓也を
探し続けて居た。
やっと見つけた…
既に、
何度も母からの拒絶を受け、
家族、親族、友人、
過去と言わざるえない環境の人々。
その中で、
いったい私は誰にSOSを掲げればいいのか。
わからなくなっていた頃だった。
私の捨てきれない希望が、
拓也だった。
どんな事でも
話せる従兄弟。
きっと
拓也だったら、
私のSOSを受け止めてくれるのではないか。
その想いにしがみつきながら、
何度も
SNSを通して
拓也に連絡を送り続けていた。
既読なのかどうか。
それすらわからない中で、
すがる思いは
まだ
続いて居た。