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それでも、私は生きてきた

第5章 私は売女です

その日の夜中、
出会い系の男性と会った。

初めて会う人で30代前半だった。

初めてラブホテルに入った。
古臭くてカビ臭い。
近場はココしかないから、ゴメンね。
と、連れて行かれた。


お金、先に渡すね。
ユリちゃん高校生でしょ?

そう言って、男性は私に
30000円、渡してきた。

怖かった。
初めて援交でエッチをする。
お金と引き換えに、
私の性器と彼の性器が
こすれ合う。

エッチの最中、
ずっとリュウヤのSexを思い浮かべた。

リュウヤと違う…
リュウヤは指いれ前に舐めるのに…
挿入はゆっくりなのに…


間違い探しをしている間に
男性は果てた。


思ったより、早い…楽。


ホテル来て、
金もらって、
ま○こ貸すだけで
いいんだ。

バイトより全然楽じゃん…
可愛いとか
言われて
必要とされてる感あるし。

アッサリした感覚だった。

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