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それでも、私は生きてきた

第79章 お疲れ様でした。

もう終わろうよ。


たった一言を打ち込み、送信した。


借りてた物を返そう。と思って連絡した瞬間は、
こんな風に別れの言葉が
出るとは
自分でも思っていなかった。


彼からの返信は、
怒りと悲しみを
混ぜ合わせた子供のような言葉だった。


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