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それでも、私は生きてきた

第85章 葛藤

短期間で

様々な葛藤を繰り返した。

病に侵された体を捨てたい葛藤は、
繰り返し蘇る。

その度に、

赤ちゃんを供養し続けるのは私しかいない…

母の笑顔を見れた事への感謝。


反面、

自分の事を考える余裕もなくなる程に
友人達の思い悩む姿に
寄り添う日々もあった。


私は

ただ
淋しかった。


葛藤する思いと戦う事に疲れ、

何かにすがりたかったんだと思う。

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