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それでも、私は生きてきた

第9章 風俗業界

客に紛れて
時々
社長がやってくる。

もちろんSexをする為に。

声を出すなよ。
と一万円を私に握らせる。
口の中にタオルを入れられ、
持参のコンドームを付けて
社長は相変わらず雑なSexをする。

社長の挿入には慣れた。
声を出さなくていいSexは楽だった。

金をもらってSexする時は、
ピストンに合わせて声をあげるのが
私の大切な仕事。

挿入を要求する客は多かった。
けど、万金をチラつかせられても
魅力を感じない。

怒られますから〜
と、笑って
挿入を断る。

社長から抱かれ、
店長からも手を出され、

ただ面倒だった。


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