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それでも、私は生きてきた

第12章 自殺願望

母と私は
直接話すことはなくなっていった。

家族の誰とも顔を合わせることなく
部屋に引きこもり、
鬱々と過ごすようになった。

母と私は
いつの間にか
交換日記のように
互いの気持ちを
ノートに書き綴り
そっと、
互いの寝てる間に
枕元に置いておく。
ことが日課になった。

私は、
ただひたすら
死にたい想いを綴った。

母は、
恥ずかしい‼と
怒りを露わにすることが多々あった。


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