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遠い幼なじみ

第6章 中学生活

*翌日朝*



「いってきまーす!!」








元気よく家のドアを開け、外に出た。





通学路であるこの辺りは、黄色い帽子を被った小学生や、まだあどけない中学生が道を通る。






そんな中、キャピキャピした女子達が、落ち着きのない様子でそわそわしている。








何かあんのかな?



そう思って、女子達の見ている方に目を向けた瞬間、その目線の先の家のドアが開いた。









女子「キャーッ!!」




「ぬっ!?」






悲鳴かって位の声が脳内に響いた。





そしてみんなデレッデレの顔して足早に去っていく。










………ああ、やっぱりこの兄弟の人気は変わらないな……

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