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遠い幼なじみ

第10章 修羅場に遭遇

よし、出るなら今だね。




終始無音の中、私は決意を固め教室を一歩でた。





















・・・で。






一つ聞きたいのですが。


























何故今私の隣には浩先輩がいるのでしょうか・・?















浩「盗み聞きなんて、いい趣味だね美桜ちゃんも」





「あ、ははははは。どーも・・・」










ガンッ!!





「おぅっ!」








廊下全体に、鈍い音が響いた。


それもそのはず、浩先輩が近くの壁を思いっきり突いたから。



浩先輩はするどい目つきで私をにらんでいる。





怒ってる先輩もかっこい・・・・・じゃなくて。これかなりヤバい状況だよね。
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