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抱かれる日々

第10章 奇矯

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ーガチャー





「始めまして優美です。
ご指名頂きありがとうございます」





瀟洒な身なりのお客様だ





「早速脱いでもらえるかな」






初めてのお客様だから機嫌を損なわせてはならない






服を全て脱ぐとカメラを片手に身体全身を舐めるように撮っている






「綺麗だよ実に綺麗だ...」





「ありがとうございます」





「もういいよ服を着て」






撮るだけで終わっていいというのか?




写真だけで数万の金をベッドの上に置いて何も言わずに部屋を出て行ってしまった







ダメ..こんなやり方じゃいつまでたっても終わらない



何か他にせねばならない





人を殺して終われるなら

きっとあたしは殺すだろう


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