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『ママ』

第4章 視覚優視

私にはおおざっぱな所があり、ダイヤブロックとレゴブロックが一見同じように見えるため、私はめちゃくちゃに、ダイヤブロック二つの入れ物とレゴブロック一つの入れ物に分け入れていると真はせっかく私が入れたものをひっくり返し。

ただ床を片付けたかった私は真が何がしたいのか分からず…

『片付けるんだよー!』

と声をかけながらまたブロックの入れ物に入れようとすると手を止められ


『ん!』

と怒られてしまった。

そのまま真を様子を見ていると、

ダイヤブロックとレゴブロックを分けて入れていた。

『すごいね。
こうしたら次もすぐに遊べるもんね。』

と声をかけたが真は私を見ることもなく、ただただブロックの形状を見て分けていた。

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