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ペーパードライバーのカリ免日記

第3章 かおり(36)

パチパチパチ!

かおりが拍手してくれた。

「上手♪」

ここで俺は勝負に出た。

「じゃあご褒美にちゅーしていい?」

「だーめ☆」

彼女はやんわりと俺の先手をかわした。
だがここでひるんではいけない!そう思い、今度はシリアスモードで何も言わず顔を近づける。

「だーめ!」

顔は笑ってるが、ガッツリ両肩を止めるかおりの腕の力のハンパなさはどうだろう。あれ…?本気で拒んでる?

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