ペーパードライバーのカリ免日記
第9章 みゆき(35)
こうして俺は、会った時とは別人のようにゴキゲンでみゆきと別れた。相変わらず感情の薄い表情でバイバイと手を振る彼女に、今度会うビジョンは浮かばなかった。
その予感は当たった。
それからしばらくフツーにSNSで変わらずやり取りは続けていたのだが、なんだか日に日にみゆきのジェラシーが高まるのだ。
他の女なんてほとんど他県だし、例え嘘でも「お前だけだって♪」などと歯が浮いて明石家さんまになりそうなぐらいの台詞でなだめすかしても、彼女の嫉妬はおさまらなかった。
「あんたが他の女とやり取りしてるの見るのは堪えられない。ごめんね、私辞める」
その一言を残し、あれだけ立ち回っていたSNSを退会してしまった(!)。そしてメールの返信も途絶えてしまう。
うーむ、なんせ反応が薄かったので、本当に俺に惚れたのか、それとも向こうもがっかりして体よく別れたかったのかはわからない。また会うかどうかは悩みどころだったけど、中出しできる相手を失ったのは惜しいような…ま、いっか。
こうして俺の思い出には、中出しと、みゆきのマンコリン映像だけが残ったのだった。
完
その予感は当たった。
それからしばらくフツーにSNSで変わらずやり取りは続けていたのだが、なんだか日に日にみゆきのジェラシーが高まるのだ。
他の女なんてほとんど他県だし、例え嘘でも「お前だけだって♪」などと歯が浮いて明石家さんまになりそうなぐらいの台詞でなだめすかしても、彼女の嫉妬はおさまらなかった。
「あんたが他の女とやり取りしてるの見るのは堪えられない。ごめんね、私辞める」
その一言を残し、あれだけ立ち回っていたSNSを退会してしまった(!)。そしてメールの返信も途絶えてしまう。
うーむ、なんせ反応が薄かったので、本当に俺に惚れたのか、それとも向こうもがっかりして体よく別れたかったのかはわからない。また会うかどうかは悩みどころだったけど、中出しできる相手を失ったのは惜しいような…ま、いっか。
こうして俺の思い出には、中出しと、みゆきのマンコリン映像だけが残ったのだった。
完