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第9章 午前10時




まるでこの家を潰すように凄い勢いで、雨と風が音を立てては雷が光っていた。

パーティーは本当に大丈夫なのかしら?


仕上がった赤いドレスをぼんやりと眺めては違うんだと思い、箪笥に閉まった。


私は……



私は……



私はこんなんじゃない。



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