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第10章 午後12時





私は赤いドレスはもう着る気は無くなっていた。


もう、
今までの私では無く、違う私になりたかったから。


お父様の最も好む姿に……


私がなればいいんだ。


お父様が好きな色は赤では無いの。




私は子供のままじゃ無いのよ。




一人で出来るようになったのだから。





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