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第11章 午後4時




百合子様の調子を見ていると不安になりつつも、用意をしないと何も始まらない。


宮本さん、
何処へ行ったの?


不安になりながらも、部屋に戻ってドアを開けるると、手紙があった。


手紙には、


"温室で様子を見ています。"



と書いてあった。


少しホッとした。



私は仕上がった衣装を箪笥の上から出し 吊るしては、眺め、用意を始めた。




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