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第2章 三年前






パニックになっていた。





訳が分からなく、ダラーと部屋の奥から床に広がってゆく 血が恐ろしいのと同時に




ポタッ…



ポタッ…



ポタッ…



上からも血が垂れてくる。






「ひっ……」





こっ…

声が出ないし、体が動かない…


金縛りのように動けないまま、血が自分の足元まで流れてくるのを見ている状態だった。



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