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第4章 二ヶ月前




隠った部屋のなかとは違って、空気が清々しいのと、鶯(うぐいす)の泣き声が気持ち良い。


外に出るには丁度良いぐらいの温かく桜が咲き乱れていてお花見でもしたい気分だった。


葉桜になる前に出ることが出来て本当に良かった。



民江は相変わらず、心配して車椅子をひいては私の様子を見て時々水筒のお茶を入れてくれた。



自然が美しい。
春は生命の息吹きを感じるから大好きだ。



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